住宅街

物件購入の流れを知ろう

注文住宅でマイホームを建てたい、このように考えたとき現在の住まいが一戸建ての住居形態であればその家を解体してハウスメーカーに依頼すればマイホームを作ることができますが、現在の住まいが賃貸の部屋や購入したマンションといったときには土地物件購入を先に行っておく必要があります。土地には正方形に近い形をしているもの、横長や台形、三角形や旗竿、狭小地など色々な形状がありますし、地域により建築協定が設けられている場合にはそれに準じた設計をしなければならない、設計図は役所に届け出を行いその土地に建物を建設しても良いといった確認もしなければなりません。

そのため、注文中、最初にする事は土地物件購入であり土地を確保した段階から家の設計をスタートすることができるわけです。ただ、土地を探している段階からハウスメーカーを見つけることも可能ですし、どのような家にしたいのかイメージすることは可能です。設計については土地を買った後になるけれども同時進行でも構いません。物件購入するときの流れは、希望条件を整理することから始めることが大切です。住みたい地域や希望する家を建築できる敷地面積、予算などを明確にしておきます。いずれも重要なものではありますが、注文住宅は家と土地を分けて予算を考えることが大切ですから、全体的な予算から家にかけたい予算を差し引いて残りの金額で物件購入ができるよう考えるようにしましょう。仮に、予算が5,000万円で家づくりにかける予算を2,000万円にしたときには、物件購入予算は3,000万円になるわけです。

物件購入の流れで重要といえるのが、土地の相場価格です。駅から近い場所になると利便性も高く土地価格も高くなる徒歩約15分の場所になると価格は下がるなど、住みたい地域の土地相場を把握して予算に合いそうな地域を見つける、通勤や通学に便利な場所であるのか否かを確認しておきましょう。駅まで歩いて10分前後、これは理想的な場所といえるわけですが土地にあまり多くのお金をかけすぎてしまうと希望の家を作ることができなくなるので注意が必要です。

物件購入は、不動産会社のホームページを利用して親身に相談に応じてくれる会社を見つける、このとき対象エリアに強い不動産会社を選んでおくとインターネットには公開していない掘り出し物ともいえる不動産を紹介してもらえる可能性がありますので、不動産会社のリサーチも物件購入の流れの中で重要です。